田舎暮らしのメリットとしてよくあげられるのが「生活にかかるコストの安さ」です。

テレビなどでは「田舎暮らしはお金がかからない」「生活費コストが抑えられる!」と、そのメリットが大々的アピールされていますが、本当のところはどうなんでしょう?

 

実は移住された方の中には「都会と変わらないよね」という意見だけでなく「車の維持費がかかるから都会よりも高い!」なんて意見もあったりして、実際のところは明らかでないんですね。

そこで、田舎に住んでいる20代の移住者3人に、現在かかっている生活費についてぶっちゃけてもらいました!田舎暮らしに必要な生活費を、パターン別にみていきましょう。

 

 

田舎暮らしにかかる生活費<パターン1>

 

 

トップバッターは、1年前に神戸から篠山市に移住してきたAくん。現在友人と3人で古民家をシェアしながら暮らしています。日々の食費や光熱費は折半しているため、毎月の最低限の支出はかなり抑えられているそう。

自炊はニガテ、でも他のメンバーが代わりに作ってくれるそう。羨ましい。

 

Aくんの1ヶ月にかかる生活費はこのようになっています。

 

項目 費用 補足
家賃 10,000円 10LDK築100年越えの古民家。持ち主さんとの直接交渉だから安い。
水道光熱費 5,000円 日中は仕事で家にいないため夜のみの使用。

夏は扇風機、冬はこたつを使っている。

食費 5,000円 近所の方に食材をもらうことが多い。自分でも野菜を育てている。外食は安めのところですます。
通信費 8,000円 スマホと自宅用のwifiルーターを契約
交通費 15,000円 普通車、ガソリン代、
交際費 20,000円 彼女とのデート代
雑費 5,000円 野菜の苗代1000円
美容 3,000円 美容院は2ヶ月に1回、服はほぼ買わない。
合計 81,000円

 

家賃と水道光熱費が安すぎるのは、やはり1つの家をシェアして暮らしているから。田舎は広い家が多いため、シェアしても一人分のスペースはきちんと確保できる上に、生活コストを抑えられるんです。

さらに、美容や趣味にはあまりお金をかけないAくん。だからこそ、浮いたお金を友人や彼女との交際費に余裕を持って回せています。

 

Aくん「彼女に喜んでもらいたくて、デートは奮発しちゃうんです!!」

「かわいい〜〜。不必要な情報ありがとう!」

 

生活コストを抑えながら、信頼できる仲間と支え合って暮らす。羨ましい生活スタイルです!

 

 

田舎暮らしにかかる生活費<パターン2>

 

次は、現在篠山市で1人暮らしをしているSくん。個人塾を経営しており事業所と自宅を兼ねた一軒家を借り生活しています。教育者ということもあり本が大好きというSくん。生活費の大半を趣味にをかけてしまうそう。Sくんの気になる生活費はこんな感じ

 

項目 費用 補足
家賃 55,000円 事業所兼自宅。6LDKの古民家を格安で借りている。
水道光熱費 10,000 円 湯船は毎日沸かさない。
食費 10,000円 外食はほとんどなし。自炊することが多い。
通信費 8,000円 スマホと自宅用のwifiルーターを契約
交通費 5,000円 軽トラを保有。ガソリン代
交際費 15,000円 インドアなのであまり出掛けない。
雑費 20,000円 書籍代、自治会費、生活用品全般
美容代 1,000円 服はほとんど買わない。機能性の高い服を数枚守っていれば十分。
合計 124,000円

 

事業にも使用している一軒家の家賃支出は多め。しかしこの家、比較的新しくキレイな内装の上、一人では使い切れないほど大きいんです。これで55000円とはかなりの好条件。

Sくん「実際に部屋があまりまくってますよ(笑)誰かシェアしてくれないかな〜」

「田舎の家は広いので、独身世代にとってはシェアするのが珍しいことじゃないんですね。」

 

 

田舎暮らしにかかる生活費<パターン3>

 

最後にご紹介するのは、移住2年目のNさんです。住んでいる場所は“田舎の中の大都会”駅から徒歩数分という好立地アパートです。

同じ田舎でも、スーパーや駅、コンビニなどからアクセスの良い場所、そうでない場所で生活コストはどう変わってくるのでしょう?さっそくみていきます!

 

項目 費用 補足
家賃 28,000円 2LDK家賃56000円 駅徒歩数分 2人でシェアしている
水道光熱費 10,000円 一般的
食費 8,000円 農家さんから野菜やお米をもらう
通信費 7,000円 格安スマホ、自宅にwifi環境あり
交通費 10,000円 遠出が多い
交際費 15,000円 小旅行が好き
雑費 10,000円 雑貨を衝動買い
美容代 10,000円 美容院は2ヶ月に1回程度、化粧品や服など
合計 98,000円

 

2LDKの比較的きれいなアパートが家賃56,000円、田舎暮らしを考えるとこの料金は少し高めな気がしますが、都会で2LDKを借りようと思うと倍近くかかることを考えると妥当な額と言えます。

食費コストはやはり田舎ならでは、農家さんの知り合いが多いため規格外の野菜などをよくいただけるそう。羨ましい!

 

Nさん「いただけるのはホントありがたいです。今月はいただいたニンニクばっか食べてます。」

「だからちょっと臭うんですね!」

 

田舎暮らしは安くはない!?

以上、20代で田舎暮らしをしている3名の生活コストをみてきました。田舎暮らしって思ったよりも安くないんじゃない?と思った人も多いはず。そうなんです、田舎暮らしって意外とお金がかかるんです!

確かに、食費や家賃にかかる費用は都会よりもぐっと抑えられていますが、それ以外の費用は都会となんら変わりません。

 

さらに田舎では一人一台車を持たないといけないため、維持費などを考えると交通費は都会よりも高い。光熱費も、都会のように環境設備が整っていないためプロパンガスや浄化槽の使用があり基本料金が割高に設定されています。

 

もう一度言います。

田舎暮らしは意外とお金がかかります!

 

ということで、これから田舎に移住したいと考えている方は、生活コストも踏まえて移住後のコスト設計をしてくださいね。以上、現場からでした!

 

 

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