みなさんは“パラレルキャリア”という言葉を知っていますか?今フリーランスや副業など、いろいろな働き方をする人が増えている中で、一つの企業や仕事にとらわれない“パラレルキャリア”という働き方が注目を浴びています。

実はこのパラレルキャリア「収入面」「やりがい」その両方を獲得できる、かなりお得な働き方

今回は、実際にパラレルワーカーとして複数のキャリアを積まれている“渡辺顕”さんにお話を伺いながら、そのメリットやデメリット、注意点などを詳しく見て行きたいと思います。

 


渡辺顕

ヨガ講師×デザイナーとして、丹波地域を中心にフリーで活動中。

自宅と地域の複数施設にてヨガ教室を開講。体と対話する無理のないヨガ“ゆるヨガ”が人気を集め、年齢性別問わず地域外からも生徒さんが集う。

数年前より職業としてWebデザイナーを始める。シンプルで飽きのこないデザインが評判を呼び、現在は地域を代表するデザイナー兼クリエイターとして活躍している。


 

そもそもパラレルキャリアってなに?

 

まず、パラレルキャリアとは一体何なのか?について説明します。これまでの一般的な働き方といえば、1つの企業で働き続けること。たとえ転職し、他の企業に再就職したとしても1つの企業で働き続けることに変わりはありませんでした。

しかしパラレルキャリアでは、2つ以上の仕事を同時に行います。企業に縛られず、雇用形態などを自由に組み合わせて働くパラレルキャリアは、これからの働き方の主流になると言われているんです。

 

パラレルキャリアの例

  • 平日はWebデザイナー、でも休日は趣味が高じてカフェを運営しています。
  • カメラマンの仕事と並行して、通販ショップも運営しています。

パターンは色々。働く時間も、週5・1日8時間のフルタイムが当たり前ではなく、半日だけや出来高制など様々です。

 

パラレルキャリアの大きな特徴

副業やWワークなど、複数の仕事を行う言葉は他にも沢山ありますが、パラレルキャリアと大きく意味が違う部分、それは「収入を得ることを一番の目的としていないところ」です。

 

パラレルキャリアを積んでいる人の多くは「自己実現のため」に2つ以上の仕事を行っています。

副業と同じく収益を増やすなどの目的はありますが、パラレルキャリアを選ぶ一番の理由は「自分らしい働き方を実現するため」なんです。

 

そのためパラレルキャリアを歩まれている人たちは、仕事への幸福感が高い傾向にあると言われています。

 


 

 

「渡辺さんは、ヨガ講師×Webデザイナーというパラレルキャリアに満足していますか?」

渡辺「満足しています!」

「はっきり言い切られましたね笑」

 

渡辺「パラレルキャリアは自分で働き方を決めていくため、スケジュールや自己管理など大変に思われることがありますが、むしろその逆。負担が少ないし楽しい働き方です。

複数のキャリアを同時に積むことで、仕事の選択肢の幅が格段に広がりますし、僕はヨガ講師とデザイナーどちらも自営でやっているので、とにかく自由でしがらみが無いんです。」

 

「昔、東京や海外でサラリーマンをしていたことがありましたが、その頃は平日になるのが嫌でしたね。働き方が自分には合わなかったんでしょうけど…

今までの経験を無駄と切り捨てるつもりはないですが、もっと早くこの働き方にたどり着けていたらよかったと思います。」

 

「どうして今の働き方にたどり着くのに時間がかかったんでしょう?」

渡辺「ただ不安だったんです。本当に自分にそんな働き方ができるのか?って

鍵のかかっていない鳥かごから外に出れなかったんです」

 

働き方の自由度が高まっている現在でさえ、パラレルキャリアを歩むには通常の働き方を変える覚悟が必要です。渡辺さんが現在のキャリアにたどり着けたのは、鳥かごから出る決心をし行動を起こしたまさにその結果でした。

パラレルキャリア4つのメリット

では具体的にパラレルキャリアのメリットにはどんなものがあるのでしょう?4つのメリットをまとめました!

 

1.複数のキャリアを同時に詰める

名前の通り、複数のキャリアを同時に詰めるのがパラレルキャリア最大のメリットです。

 

1つの仕事を10年続けるのか、2つの仕事を10年続けるのか。

それは言い換えれば、1つのことで戦うのか、総合力で戦うのか。ということです。

 

どちらが正しい正しく無いはありませんが、自分の強みを考えれば、キャリアの積み方が見えてくるはずです。

 

2.やりたいことを諦めなくて良い

「今の仕事とは別に挑戦したいことがある。」「やりたい事を1つに絞れない。」という人は少なく無いはず。やりたいことを諦めなくて良いのなら、パラレルキャリアを選ぶ理由がありますよね。

 

仕事は1つ。という決まりはどこにもありません。

「自分のやりたいことは並行して出来ることなのか?」をまず考えてみて下さい。

 

3.自分のペースに合わせた働き方をカスタマイズできる

 

1日8時間働くという固定概念を取り払い、パラレルキャリアでは、自分のペースに合わせて働く時間をカスタマイズ出来ます。

 

例えば渡部さんの場合は、ヨガ講師として教室を開く時間が決まっており、残りの時間をデザイン業に当てています。

そのほか、毎日を5時間と2時間に分け2つの仕事を行うなども可能です。自分のペースや収入のバランスに合わせて働く時間を考えていける。それがパラレルキャリアのメリットです。

 

4.収入のリスクを分散できる

収入源が1つだけの場合、もしリストラや体調不良などで仕事が無くなってしまった場合、収入は0になってしまいます。

 

元からの収入源が2つ以上あった場合、1つの収入源がダメになっても2つ目、3つ目の収入源が残っているため安心です。

 

どんな大企業も経営不振になってしまうような今の時代に、複数の収入源があることは精神的にも大きな支えになってくれます。

 

渡辺顕さんのパラレルライフ

「渡部さんはヨガ講師、デザイナーとして1週間のうちどのくらい働かれていますか?」

 

渡辺「ヨガは週に10時間だけ。自分の教室を持っていてレッスンをしています。あとはずっとWebデザインかな。自宅でも仕事をするし、カフェとかコワーキングスペースとかに顔を出して。気づいたらずっと仕事してますよ」

 

「パラレルキャリアって意外と忙しそう…休みの日とかないんですか?」

渡辺「ずっとやってるのは仕事に追われているからではないんです。単純に今の仕事が好きだから。趣味の延長でずっとやってしまうんです笑

今の働き方になってから、余暇が欲しいとはあまり思わなくなりました

 

この後インタビューを通して、渡部さんの口から仕事に対する不満やグチがこぼれることはありませんでした。人生の大半を締める「働く時間」、自分に合った働き方を見つけた人ってこんなに生き生きしてるんだ…!

 

パラレルキャリアのデメリット

「いいこと尽くしに思えるパラレルキャリアですが、逆にデメリットってなにか思い当たりますか?」

渡辺「デメリットはないです。絶対ない。だってやりたい事をやっているんだから!」

 

「えーーーーーーー!言い切ったやん…」

 

編集部が思うパラレルキャリアの注意点

渡辺さんからデメリットは出てこなかった。しかし!それだと半端なく意見が偏ってしまう気がした編集部は、パラレルキャリアの注意点を一生懸命考えてみた!

 

中途半端にならないよう自己管理が必須!

パラレルキャリアでは複数の仕事を同時に行うため、どの仕事も中途半端に終わってしまう可能性があります。

 

せっかく1つの仕事に絞らない働き方を選んだのに、それでは本末転倒。中途半端な働き方にならないためは自己管理が必要です。

 

時間を区切って作業を行ったり、ノルマを決めるなど自分で決めたルールに沿って仕事を進めると良いでしょう。

 

「フリーランスやクリエイターの人も、時間を自分で決めて働いていますよね。自由度があるからこそ自己管理が大切なんですね」

まとめ

今までの働き方とはかなり異なるパラレルキャリア。かなり魅力的です。

渡辺さんのように毎日の仕事にワクワクして、働くことが苦じゃなくなる。そんな「幸せな働き方」が世の中の当たり前になればいいですよね。

 

 

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