兵庫県丹波市のとある農業法人で、早朝から汗を流し働く青年がいます。

収穫したてのネギを美味しそうに頬張る彼が、今回ご紹介する山畑隆行さん。「農業に関わる仕事がしたい!」そんな強い思いを持ち、自然に豊かな兵庫県丹波市に移住を決めました。

 

現在は丹波市の農業法人にて週6日の勤務をしているそう。「え、週に6日も大変そう…」そう思われる方もいるかもしれません。しかし山畑さんは言います

 

山畑:俺、好きなことを仕事にしてるんです!

 

そんなとびっきりキラキラしている若き農業者、山端さんのこれまでに迫ります。

 

 

インタビュー開始!

 

山畑:ズズズ。まあお茶でもどうぞ。

取材陣を優しくもてなす山畑隆行25歳。シンプル好青年です。さっそく、田舎に来て農家として働くことになった経緯をお聞きします。

 

農業に目覚めたのは22歳。きっかけはフィリピン留学

 

ラ:もともと農業に興味があって田舎に来られたんですか?

 

山畑:それが元々は全く興味がなくて、、農業をする選択肢なんて持ってなかったんです。

 

今でこそ農業への熱い想いを持つ山畑さんですが、意外にも興味を持ったのは20代になってから。その後の人生を大きく左右するきっかけとなったのは、フィリピンへの留学でした。

 

山畑:大学生の頃、語学留学のためにフィリピンに行ったんです。憧れの海外留学に心踊っていたんですが、現地のご飯が驚くほど口に合わなくて(不味くて・・)、食が全く進まず何度かお腹も壊しました。

 

留学中の半年間、満腹を味わうことなく過ごした結果げっそり痩せて帰国しました。結局美味しかったのはバナナくらいです(笑)

 

留学時代の山畑さん。確かに今よりもほっそりしています。

 

山畑:勉強しにフィリピンに行ったのに、食事をきちんと食べれていないせいで集中力が全く続かない。体の調子も悪い。

そんなフィリピンの経験から、毎日の食事がどれだけ大切か、日本のご飯がいかに美味しいかを知りました。

 

ラ:なんと、それが農業の道に進む分岐点になったんですね!

 

山畑:勉強も、運動も、何をするにもまずはきちんと食べるところから。日本を離れ、遠くフィリピンで、今まで感じたことのなかった食の大切さに触れました。

 

帰国後日本の農業について調べてみると、自給量や後継者不足などまだまだ沢山問題点があることを知って、知れば知るほど興味が湧いてきたんです。

農業に関わる仕事につこう!と決めたのはその少し後、自分の進んで行く道が決まり、就職活動にも自然と熱が入りました。

 

 

望んだ企業に見事就職!…が、現実は甘くはなかった。

 

「農業に関わる仕事をする!」確信を持った就職活動で、見事農業関係の会社に採用された山畑さん。

しかし、そこで待っていたのは理想とはかけ離れた仕事でした。

 

山畑:農業関係の会社に入るという目標は達成したんです。でも、実際に会社から指示があったのは農業とは程遠い金融の仕事でした。

 

ラ:金融…ですか?

 

山畑:貸し付けをしたり会社の関連商品を売ったり、いわゆる営業の仕事ですね。毎月決められたノルマがあって、精神的にもキツかったです。

本当にやりたいのは“農業”それが分かっていたからこそ、当時は仕事への熱意がなかなか持てませんでした。

 


 

働き始めて1年、理想の未来へつながっていくはずだった仕事は、思わぬ形で断念する事に。これから進むべき道に迷いながら、日々は忙しく過ぎて行きました。

 

 

運命の出会いで農業への道が再スタート!

 

「自分は農業がやりたいんじゃないのか?」

「本当にこのままでいいのかな」

 

新たな職場で働き始め半年、農業への思いが捨てきれず、インターネットで農業の求人広告を眺めていたある日。抜群のタイミングで山畑さんの目に飛び込んできたのが、現在働いている農業法人の求人でした

 

山畑「これを逃したら次はない!」と思ってすぐに会社に電話しました。農業の世界に飛び込むなら、チャンスは今しかないと思ったんです。」

 

その後すぐに丹波市にある農場に見学に向かったところ、スムーズに就職が決定。長年追い求めた希望の仕事にたどり着いた瞬間でした。

 

 

やっとたどり着いた“やりたい仕事。”目標はたくさん

ラ:念願の農業法人への就職が決まったんですね!これからの仕事への意気込みを教えてください。

 

山畑:この1年は勝負の年になると思っています。まだまだ新米で覚えないといけない事ばかりですが、プレッシャーというよりはワクワクの方が強いです。早く技術をつけて、会社を盛り上げていきたい。

 

そう笑顔で仕事の話をする山畑さんからは“充実感”が溢れていました。

 

「お金に縛られるよりも、豊かな人間関係ややりがいのある仕事の方が僕には大切なんです。」

 

熱を持って向き合える仕事に出会えた山畑さんは、今日も早朝から畑を耕します。

 

 

 

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